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3枚目のジョーカー

ミリオンダウトにどっぷりハマってた1,2か月前。なんか変態的な文章を書いた。

これを書き直してブログのネタにしようと思ってたけど、割といい変態感出ていたので、そのまま載せてみる。

 

ミリオンダウトの中でも僕を惹きつける場面、『ジョーカースポット』(勝手にそう呼んでいる)について話したい。

僕がジョーカースポットと呼んでいるのは、1枚出しの2の上に裏出しされた場面のことだ。特に、1枚出しが続いて、ダウトする側に大きなプレッシャーがかかる場面だ。
 
非ブラフで2の上に出せるのはジョーカーだけで、ブラフは捕まり易いため、このスポットに打つ側はほぼジョーカーだけ出すのが基本だ。
打たれた側は、そこまでの枚数が少なければダウトし易い。
しかし、1枚出しが続いて、お互いのバーストがかかったような場面ともなれば、ほとんどスルーになる。ここでブラフを打たれる可能性をあまり考えないかも知れないし、もしブラフの可能性を考えても、ダウトするリスクが高過ぎるからだ。
 
アグレッシブなトッププレイヤーは既にこれを利用して、ジョーカースポットでブラフを打っている。
もちろん失敗したときのリスクは大きいが、ここまでの前提をよく理解したプレイヤーに対しては充分に機能するはずだ。
 
このジョーカースポットブラフに対して、未来のトッププレイヤー達のカウンターはどのようなものが考えられるだろう?
タフな状況を避けるために早い段階で場を流すだろうか?
確かにそうして大きなリスクを避けるプレイヤーもいるだろう。
しかしこのスポットは、洗練されたプレイヤーにとって、他のプレイヤーとのエッジを作り出す最高の場面なのだ!
スルーしがちなプレイヤーにはジョーカーのカサ増しを。ブラフやダウトしがちなプレイヤーからは大量得点のチャンスだ。
 
とても難しいジョーカースポット。その時に大きな判断材料になるのが、本物のジョーカーだ。
2の上に裏出しされたとき、相手がジョーカースポットブラフをしそうなタイプで、自分が1枚ジョーカーを持っていたのなら、ここにスルーして裏出しをすべきではない。あなたは相手のジョーカー持ちの可能性を50%もブロックしているのだ!
このブロッカーの考え方はブラフを打つときにも使える。つまりジョーカーを持っているときこそ、ジョーカースポットでのブラフが打ち易くなる。(もちろん、相手や状況を慎重に選ぶべきだが)
そうすると稀におもしろい現象が起こる。相手の裏出しだ。
2の上に2枚目の裏出しされた場合。とてもブラフとは考えられないからスルーだろう。(もしかしたらそれを利用される可能性もあるのかもしれないが)
そしてこちらに、打たないでおいたジョーカーがあるなら、さらに裏出しができる。
ジョーカースポットに3枚目のジョーカーを打つのだ!!
これはとてもおもしろい現象に思える。
2枚しか存在しないはずのジョーカーがアグレッシブなゲームでは3枚になり得るなんて